我らが時代の王氏、長嶋氏になんたる悲劇か。

投手・大谷翔平、右肘靱帯損傷で今季絶望 エ軍GMが明言「今季残りは登板しない」

レッズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
レッズ戦に出場したエンゼルス大谷翔平【写真:Getty Images】

ミナシアンGMが緊急会見、手術は「まだ決まっていない」

■レッズ 7ー3 エンゼルス(日本時間24日・アナハイム・Wヘッダー第2試合)

 

 エンゼルス大谷翔平投手が右肘の内側側副靱帯を損傷し、投手では今季絶望となった。ペリー・ミナシアンGMが23日(日本時間24日)のレッズとのダブルヘッダー第2試合後にエンゼルスタジアム内で会見を開き、「損傷の部位がある。今季残りは登板しない」と明らかにした。

 大谷はレッズとのダブルヘッダー第1試合で「2番・投手」で投打同時出場。腕の疲労感を訴え、2回途中で緊急降板となった。この日のダブルヘッダーの試合間に精密検査を受けた。手術については未定で、ミナシアンGMは「プランや詳細については、まだわからない。彼は代理人と話をしていくことになる。2018年は靭帯損傷後も打撃は行っていた。これは間違いなくガッカリすることだ。彼のことを思うと、酷い気分になる。しかし、これが現実。(手術については)まだ決まっていない」と話した。

 ダブルヘッダー第2試合では「2番・指名打者」で先発出場し、5回に右翼線二塁打を放った。5打数1安打1得点。負傷を感じさせなかった。ミナシアンGMは「これは間違いなく、ガッカリすることだ。残念なことだけど、彼が(ダブルヘッダー)2試合目に出場したという事実は、彼がどれだけ野球やチームメートのことを愛しているか表れた行動だ。」と話した。

 

 投手・大谷は渡米1年目の2018年に右肘内側側副靱帯を損傷し、2020年に復帰。2022年に28試合登板して15勝9敗、防御率2.33をマーク。今季は23試合登板、10勝5敗、防御率3.14だった。2年連続で2桁勝利を挙げたものの、規定投球回には届かなかった。

 

(Full-Count編集部)