11日午前5時5分頃、福島署(福島市)1階の男子トイレ個室で、同署交通1課所属の40歳代の男性警部補が頭から血を流して倒れているのを同僚が見つけた。警部補は意識不明の重体。発見時、近くに拳銃が転がっており、福島県警は拳銃自殺を図ったとみて調べている。
県警の発表によると、警部補は10日から当直勤務中で、11日午前4時頃に席を外したという。
県警では先月、二本松署(福島県二本松市)の女性巡査長が署内で拳銃自殺したとみられる事案があった。県警警務課の武藤孝雄課長は「誠に遺憾だ。原因を調査し、再発防止に努めたい」と話した。