世の中やばいな!知らんけど!

世の中色々ヤバすぎるな!

ヤバすぎるな!

ルフィとかフィリピンとか何なの?

そいつらを指示してるやつはやっぱり上級国民?反社が間に入るの?

ヤバイぜ!

ヤバヤバだぜ!

知らんけど!

 

社会不安が高まってるぜ!

こんなとき、人々は強いリーダーを求めて、扇動、洗脳されやすくなるぜ!

危ないぜ!

そしてこの一連の社会不安には作為的なものを感じるぜ!

危ないぜ!

ヤバイぜ!

与党は決まりきったように防衛増税だぜ!

ヤバイぜ!

台湾有事では結構な被害を受けるらしいぜ!

ヤバイぜ!

軍産複合体献金をもらった政治家が戦争(市場)を探しているぜ!

ヤバイぜ!

危ないぜ!

知らんけど!

 

 

悟り開きたいぜ!

まわれまわれまわれーよ♪

くそ!

神様!仏様!

この馬鹿な構造が嫌だ!

 

小説書かなきゃ!でも無理だ!出版社もマスコミも権力の味方だった!

 

ゲームオーバーだ!

 

何もかも終わりだ!

 

死にいたる病だ!自殺の何種類かのうちのひとつだ!

 

めんどくさい。

 

ガンダムのハサウェイの三話がもろに坂口安吾の白痴でちょっぴり心が揺さぶられた。

ガンダムで白痴かーとね。文学的だね。金髪ロングの女の子ギギは娼婦らしいし。

 

「馬鹿!」女の手を力一杯握ってひっぱり、道の上へよろめいて出る女の肩をだきすくめて、「そっちへ行けば死ぬだけなのだ」女の身体を自分の胸にだきしめて、ささやいた。
「死ぬ時は、こうして、二人一緒だよ。怖れるな。そして、俺から離れるな。火も爆弾も忘れて、おい俺達二人の一生の道はな、いつもこの道なのだよ。この道をただまっすぐ見つめて、俺の肩にすがりついてくるがいい。分ったね」女はごくんとうなずいた。
 その頷きは稚拙であったが、伊沢は感動のために狂いそうになるのであった。ああ、長い長い幾たびかの恐怖の時間、夜昼の爆撃の下に於て、女が表した始めての意志であり、ただ一度の答えであった。そのいじらしさに伊沢は逆上しそうであった。今こそ人間を抱きしめており、その抱きしめている人間に、無限の誇りをもつのであった。二人は猛火をくぐって走った。熱風のかたまりの下をぬけでると、道の両側はまだ燃えている火の海だったが、すでに棟は焼け落ちたあとで火勢は衰え熱気は少くなっていた。

坂口安吾「白痴」より