最近は大体色々なことが分かってしまっている。
自殺した文豪達の気持ちがなんだかわかるような気がする。
それは頭が過度にロゴス的になっている可能性もなきにしもあらずだが、
これくらいなのだろうという感じというのが、
もう分かってしまっている。
というか、多分、それはずっとわかっていたのだけど、
ずっと見ない振りをしていたのだ。
見ない振りをしている間に小説を書いたらそれなりに面白かったが、
それも「分かってしまっている」の範疇にどうやら入りそうなのである。
いや、どこまで行くかわからないが、
今のスタートすることもできていない状態では、
そうしていつまでも続く集団ストーカーの被害を考えれば、
僕にはもう安心して、集中して、小説を執筆することは不可能なのだろう。
となると、生きていてもあまり楽しいとも、面白いとも思えないのは自明であって、
つまるところ、さっさと死んでしまった方が余程幸福なのである。
いや、この文章がストレスの解消を目的としているとはいえ、自殺はひとつの手段として、明確に自分の中にある。
特に最近はそうだ。
大体、色々、どこも分かってしまっている。
分かってしまっているのに、カミュのペストに出てくるヒーローのようには生きる自信がない。
ヒーローのように生きる必要がなくとも、僕には無理のような気がする。
少なくとも今のままでは。
本当のところ、カミュのペストで死んでいく大勢の患者は、本当にペストで死んでいるのだろうか?